ぶらぶら散歩道

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雲仙温泉へ行ってきた。

 先日、友人と雲仙の温泉に浸かりに行った。コロナ禍で、閑散としていた小さな温泉街も多少賑わいを取り戻しつつある。喜ばしいことである。街中は、小さな観光客向けの小店が軒を並べている。観光客は、もの珍し気に中をのぞきこんでいる。皆、人里離れて解放気分にふけっているのか笑顔があふれている。恋人達は、ここでは堂々と手をつないで歩いている。ここならではの微笑ましい光景である。

 さて、私ときたら年老いた友人と青雲荘と言う国民宿舎の露天風呂を目指してやって来たのだ。下界の喧騒から離れて、一時の心身のリフレッシュを求めて時々来るのである。雲仙の温泉は、硫黄の温泉で入白濁としたクリームのようなお湯だ。匂いが強烈だが、不思議と嫌な感じがしないのは、心身に良いからだろう、と勝手に思っている。

 山間の谷間にある露天風呂は、上を観れば山林だ。頭を上げれば空が見える。露天風呂の庭に植えてある紅葉が、風流で好きだ。

 長崎に移り住んで、贅沢と思える場所の一つである。楽しみの場所である。